ボディパンプ 効果 ダイエット
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ボディパンプは、軽い負荷でたくさんの反復回数を行うことで、筋肉を短時間で疲労させカロリー消費を高めます。結果、シェイプアップされた身体を手に入れる事が出来るのです。
もっと突き詰めて言いますと、「低負荷・高回数」のトレーニングです。これは効果として、遅筋と呼ばれる比較的持久力の高い筋肉を刺激しますので、シェイプアップ・ダイエット効果が期待できます。
筋力アップが期待できないかというとそうでもなく、筋肉が肥大する筋肉を速筋と言いますが、それらも刺激しています。なので肥大も少なからず期待できます。
で、どちらかと問われれば、ボディパンプは「有酸素運動」の側面が強いです。
上記でもありますが、短時間といえども1曲5分程度で同じ個所のトレーニングを行います(最近では6分クラスの曲もあるようです(苦笑))。
仮にこの「5分」を通常のマシントレーニングにあてはめた時、その時間ずっと動かすことが出来ますか?答えはもちろん「NO」ですよね。出来るわけがない、と。
運動理論で「30秒以上できる運動は、有酸素運動の側面が強くなる」という要素があります。通常トレーニングは大体1セット30秒前後で終了します。なので「有酸素運動」でなく、「無酸素運動」の側面が強くなるわけですね。
「有酸素運動」と「無酸素運動」のエネルギー源の違い
ここで大事なのは有酸素運動と無酸素運動では、運動上でのエネルギー源に大きな違いがあります。
無酸素運動=糖質
有酸素運動=糖質+脂肪
ということ。
無酸素運動である一般的な筋トレは、どちらかというと糖質が主のエネルギー源になります。もちろん、脂肪が全く使われないということではありませんが、それでも糖質優位です。筋トレ時にこの糖質が枯渇すると、「めまい」「冷や汗」「視界が狭くなる」等の低血糖状態に陥るリスクが高いので、事前に「バナナ1本」や「おにぎり一個」等を摂取してからがベターです。
筋トレではあまり脂肪がエネルギー源にならない理由は?
ズバリ言うと「心拍数」です。心拍数がある程度まで上昇しないと、脂肪がエネルギー源として使ってくれないんです。これはもちろん個人差がありますが、科学的に実証されています。
どれぐらいの心拍数上昇が必要になるかというと、運動理論で「カルボネン法」という式があります。
(220-年齢-安静時心拍数)×係数+安静時心拍数
(係数=ダイエット時は0,5〜0,6を当てはめる)
この式に当てはめて導き出された数字こそが、有酸素運動時に目指したい心拍数となります。
ざっくり言うと、例えば20〜30代の方がこの式に則って出る数字は概ね「130〜140拍」程度となるはずです。日本人の通常時の平均心拍数は「72拍±5拍」とされていますので、結構上げていかないと脂肪がエネルギー源として使われません。パンプは余裕でこれぐらいなら上がります(笑)。
こういった観点から見ますと、ボディパンプは有酸素運動の側面が強いと言えるので、十分ダイエット効果が期待出来るのです。